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人によっては薄毛が気になり出す30代。この年代の薄毛の原因とは、いったい何なのでしょうか?対策法とともにチェックしてみてください。
30代の薄毛は加齢も考えられますが、やはり20代と同じく男性ホルモンの影響を受けたAGAの可能性が高め。人によっては、20代からじわじわと進行していたAGAの症状が顕著に現れはじめるケースもあります。AGAの薄毛は生え際や頭頂部から薄くなってくるのが特徴なので、鏡でチェックしてみるとよいでしょう。
栄養バランスの偏った食事や、過度なアルコール摂取など、乱れた食生活も薄毛の原因。栄養が不足すると毛根に十分な栄養が行き届かなくなり、毛髪の成長サイクルに悪影響を及ぼします。とくに20代からバランスの悪い食生活を続けている…といった方は注意が必要です。
若いころからパーマ・カラーリング・ブリーチなどを頻繁に行っている場合、毛髪や頭皮に多大なダメージが蓄積していることがあります。また、ワックスなどの整髪料を付けすぎていたり、シャンプー時に整髪料をしっかり落とし切れていないことも薄毛・抜け毛の原因となります。
すでにAGAと思われる症状が現れている、身内にAGAと診断された人がいる…といった場合は、まず専門医に相談してみるのが一番。自分の頭皮が今どんな状態なのか、どんなケアが必要なのかが分かります。もしAGAであった場合は効果が確認されている内服薬やHARG療法といった治療法があるので、早めに取り組むことで薄毛を改善・予防できるでしょう。
男性の方がよく利用する、ワックスやヘアスプレーといった整髪料。これらは正しく使用しないと毛髪や頭皮にダメージを与えてしまうため、「必要な量だけ使う」「頭皮につけない」といった基本を大切にしましょう。また、整髪料を毛髪に残さないことも重要なので、シャンプーで十分に洗い落とすこと。洗い残しがあるとダメージが蓄積し、薄毛や抜け毛につながることがあります。カラーリングについては市販のカラーリング剤を使用するより、美容院で染めてもらったほうがダメージは少なくなるでしょう。
働きざかりの30代は、忙しくてなかなか睡眠時間やバランスの取れた食事を確保できない…といったケースがあります。しかし、健康な毛髪は健康な体から。薄毛や抜け毛を改善したい・予防したいと思うなら、十分な睡眠と栄養の摂取を意識しましょう。食事については毛髪の三大栄養素であるタンパク質・ビタミン・ミネラルを積極的に取り入れたり、ファストフードやコンビニ弁当といったメニューをできるだけ控えるだけでも効果が見込めます。
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