公開日:|更新日:
注目の薄毛治療であるHARG療法の概要や治療法、治療の流れについて解説しています。
HARG療法(ハーグりょうほう)とは、認定医療機関のみで受けられる毛髪再生療法。HARGとは、Hair(毛髪)・ Re-generative(再生)・ theraphy(治療)の頭文字をとったものです。
HARG療法は、毛髪再生に必要な細胞成長因子に各種ビタミン・血行促進剤を配合した「HARGカクテル」を頭皮に直接注入していく治療法。頭皮にこのHARGカクテルを注入すると毛乳頭や毛包がよみがえり、毛母細胞が刺激されて発毛が促進されます。
薄毛の主な原因は、毛母細胞が長期的な休止期となり、毛髪が生え変わるサイクルである「毛周期」が乱れること。HARGカクテルは毛母細胞を強力に刺激することで発毛を促進し、正常な毛周期に戻す効果が期待できるのです。ちなみに毛髪がまったくない部分でも毛母細胞さえ存在していれば、HARG療法は効果を発揮します。
このHARG療法は男性のみならず、女性の薄毛にも対応できる毛髪再生治療です。年齢や薄毛のタイプにもこだわりません。すでにヨーロッパ・韓国で数多くの実績がある治療法であり、育毛・増毛効果が確認されています。日本国内でHARG療法を行えるのは日本医療毛髪再生研究会に認定された医療機関のみ。名古屋中央クリニックは、そのひとつです。
HARG療法は、頭皮に直接HARGカクテルを注入する方法です。具体的には、注射器を使って表皮と真皮の間に治療薬を注入し、有効成分を浸透させていきます。注射なので多少の痛みはありますが、痛みを軽減できる麻酔も用意されています。
名古屋中央クリニックでは、HARG療法における注入の痛みを克服するため、針を使用しないノンニードルHARG浸透注入療法を導入しています。通常のHARG療法に用いる注入針は0.26mmと非常に細いものですが、ノンニードル注射器はそれよりもさらに細い0.03mm。蚊の針が0.06mmですから、それよりも細いノンニードル注射器であればほとんど痛みを感じることはありません。
ノンニードルHARG浸透注入療法では、炭酸ガスの圧力で0.03mmの穴から薬剤を皮膚表面に噴射。いわゆる浸透注入なので、針を用いた注入に比べて痛みが軽減されます。これにより、痛みに弱い方でも、よりリラックスして施術を受けられるようになりました。